1983年、愛知県岡崎市生まれ。
2019年、東京大学大学院(博士課程)を修了。
大学の非常勤講師の傍ら執筆活動をはじめ、『吉祥寺の百日恋』は長編小説第一作。
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執筆活動
小説
- 『吉祥寺の百日恋』 (新潮社、2014年2月)
短編小説
- 「かなたの音」電子文芸マガジン『yomyom pocket』(新潮社、2014年7月1日～30日配信)
ノンフィクション
- 『猫の浮世絵』第1巻～第4巻 (アドレナライズ、2018年、電子書籍)
- 『食魔 谷崎潤一郎』(新潮社、2016年5月)
共著・分担執筆
『ノーベル文学賞のすべて』(都甲幸治編, 立東舎, 2021年) 谷崎潤一郎の項
エッセイ
- 「未来からの使者、厩戸皇子：『日出処の天子』を読む」『芸術新潮』2021年7月号, 新潮社.
- 「姦通、情死、逃避行――華麗なる大正時代の恋もよう」Art News「命みじかし恋せよ乙女～マツオヒロミ×大正恋愛事件簿」展(弥生美術館)『芸術新潮』2017年9月号, 新潮社.
- (書評)綿矢りさ『手のひらの京』(新潮社刊)「三姉妹の物語はなぜ魅力的なのか」『文學界』2016年12月号, 文藝春秋.
- 「生きることの手触りとしての着物」<小特集>「失われし着物を求めて：谷崎文学のもうひとつの愉しみ方」『芸術新潮』2016年6月号, 新潮社.
- 「猫の目 沿線日記」京王電鉄「あいぼりー」(2015年5月～2017年3月連載、全12回)
- <特集>はじめてのミステリ。「スフィンクスの謎はまだ解かれていない？――ソポクレス『オイディプス王』」『IN POCKET』2015年8月15日号(第33巻8号), 講談社, pp.128-130.
- 「"a day in my life" ～わたしの一日～ case.137」『小説すばる』2014年7月号, 集英社,p.253
出演・トークなど
2020年
- Zoom講演「文学における痛みと麻酔の表象：泉鏡花と谷崎潤一郎を手がかりに」痛みの研究会、2021年10月17日
2019年
- 劇団印象公演「瘋癲老人日記」アフタートーク、2019年10月2日
2017年
- (セミナー)「医療小説としての谷崎潤一郎『鍵』『瘋癲老人日記』」神奈川県ヘルスケア・ニューフロンティアワークショップ「文化としての病と老い」, 2017年2月9日, 慶應義塾大学
2016年
- (テレビ出演) グレーテルのかまど「谷崎潤一郎のモカロール」NHK Eテレ, 2016年11月21日放送
- (ラジオ出演) 文化放送「浜美枝のいつかあなたと」, 2016年6月26日放送
メディア掲載
2020年
- (インタビュー) 『猫と東大。』東京大学広報室(編), ミネルヴァ書房, 2020年
2016年
- (書評) 友田健太郎 評「新書ワールド」読売新聞, 2016年8月15日夕刊
- (インタビュー) 「文豪と味な出会いを『食魔 谷崎潤一郎』」中日新聞／東京新聞, 2016年8月7日朝刊
- (書評) 白石公子評 「文豪が貫いた『食い意地』という哲学」『婦人公論』, 2016年8月9日号
- (書評) 倉本さおり評 「妖艶な文学の魅力を『食い意地』で読み解く」『週刊金曜日』, 2016年7月22日号
- (書評) ラジオTokyo FM,「Time Line：まえがきは謳う」, 2016年7月11日
- (書評) 堀江奈津子 評「いっぱいたべる文豪は好みですか？―坂本葵著『食魔 谷崎潤一郎』(新潮新書)」『図書新聞』, 2016年7月10日号
- (書評) 山本益博 評「Book Reviews オフタイムの楽しみ 料理・食」『週刊ダイヤモンド』, 2016年7月9日号
- (書評) 京都新聞, 2016年7月3日朝刊, おすすめ文庫・新書
- (書評) 琉球新報, 2016年7月1日朝刊, ＜新書ガイド＞「食魔 谷崎潤一郎」坂本葵著
- (書評) 岡崎武志 評「『箸はすごい』『食魔 谷崎潤一郎』ほか」『サンデー毎日』, 2016年7月8日号
- (インタビュー) 阿古真理 文「週刊図書館」『週刊朝日』, 2016年7月8日号
- (書評) 朝日新聞, 2016年6月19日朝刊 （新書）坂本葵著『食魔 谷崎潤一郎』ほか
- (書評) 平松洋子 評「文藝春秋Book倶楽部:今月買った本」『文藝春秋』, 2016年7月号(6月10日発売)
- (書評) 山内昌之 評「谷崎潤一郎の料理的な作品の秘密は暗い思い出発」『週刊ポスト』, 2016年6月10日号
- (書評) 産経新聞, 2016年5月29日朝刊 その食い意地、芸術的なり！ 『食魔 谷崎潤一郎』坂本葵著
2015年
- (紹介)「GINZA」誌222号 「ネコとインテリア」特集「ネコ文学」のコーナー
2014年
- (インタビュー)「沿線のすてきな暮らし」 京王電鉄 沿線情報誌「あいぼりー」2014年7月(第85号), p.13.
- (書評) 石原千秋 「kotoba Review 文学」,『kotoba』2014年夏月号, p.235.
- (書評) 石井千湖 「本の森 SF・ファンタジー」,『小説新潮』2014年5月号, p.475.
- (書評) 日野淳 「猫には猫の世界があって」「47NEWS」, 2014年4月21日
- (インタビュー) 岡崎ホームニュース, 2014年4月12日
- (インタビュー) 集英社 文芸サイト「RENZABURO」, 2014年4月4日掲載
- (紹介文) 木村由花, Women's Action Network「B-WAN」, 2014年4月3日掲載
- (インタビュー) 中日新聞, 2014年3月24日朝刊, 三河版
- (書評) 野崎歓 「気高い逸楽の友としての猫たち」『波』, 新潮社, 2014年3月号, pp.24-25.
2013年
- 「第25回日本ファンタジーノベル大賞 選評」,『小説新潮』2013年9月号, pp.170-175.
- 「第25回日本ファンタジーノベル大賞 最終候補作決定」,『小説新潮』2013年8月号, p.423.